解決すべき課題
- 博報堂DYキャプコ様は派遣会社の通例として毎月数十人のスタッフの雇用/退職が発生するため平成27年12月から「マイナンバー収集」をスタートする必要がありました。しかし、基幹のスタッフ管理システムのマスターに「マイナンバー」をデザインし画面に表示したり入力したりするためにはログインの権限のみならず画面ごとの権限管理をシステムに導入しなければならず多大なコストと時間がかかるリスクがありました。
基幹システムにはフラグだけをデザイン
- そこで、基幹システムには「収集すべき」というフラグと「収集していない」というフラグだけを新規にデザインしました。それを利用して収集すべき対象スタッフを検索/抽出し「マイナンバー収集システム」に連携して収集するシステムを立案され弊社にご相談いただきました。
権限管理は「マイナンバー収集システム」へのログインで
- 通常の業務では「マイナンバー」は使用しません。「退職者源泉徴収票作成」や「雇用保険加入手続き」を担当される方のみが「マイナンバー収集システム」にログインできるよう登録し、他の社員の方々がアクセスできないようにすることで「マイナンバーを扱う権限」の管理を容易に実現しました。
社内ネットワークの外にCSVで個人情報を出さない
- 基幹システムとマイナンバー収集システムをデータベース連携することによりCSVのアウトプット、インポートを無くしました。マイナンバーの担当者とそうでない方々が同じネットワーク内で作業されても重要な個人情報がうっかりテキストデータで落ちているということの全くない安全な環境を構築されました。